2008.12.02 コラム ガンズ&ローゼズ 奇跡の復活 三回シリーズ 第1夜
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第一夜「未来のヘヴィロックを奏でる、ホワイトロックの救世主」
~オバマの裏で輝く、もうひとつのアメリカ希望の星~
政治は白から黒への時代、音楽は黒から再び白へ。
ホワイトロックの救世主が、黒人音楽全盛のアメリカに返り咲いた。
●ガンズは最後のロックンロールスター
ガンズ&ローゼズは、
ロックンロールの最後の後継者と位置づけられる存在である。
ガンズを駆逐して華々しく散っていったニルバーナ以降、
完全にロックは死んでしまった。
カート・コバーンは確かにロックスターだった。
しかし、ロックンロールスターではない。
ロックンロールとは、
まさしく白人由来のメロディー追求と、黒人由来のリズム追求が
渾然一体となり、真に「ボディ&ソウル」できた時だけの音楽だ。
ある意味、非常にルーツミュージック的である。
だが、カートコバーンは、どこまでもオリジナルを追求する音楽性。
所詮、ルーツミュージックではなかったのだ。
(大きく、ザックリといってしまえば、ソニックユースとかと同じアングラ実験ロック)
だから、本当のロックンロールスターはガンズが最後なのである。
王位継承者なのである。
オバマでお祭り騒ぎになった直後、
アメリカでは3日間で200万枚のアルバムが売れ、
ビヨンセも何もかも追い抜き、アメリカで今年度売上NO1アルバムになった。
振り返るが、
アメリカの音楽シーンは、すでにブラック主体。
ホワイトロックはとうに詰まらなくなっている。
そして、
政治もオバマへ。
白人たちは、白人力を蓄えていた。
そこへガンズアンドローゼズ、レジェンドの復活。
今まで抑圧されてきた、
ロックへの渇望感が爆発した瞬間なのだろう。
●アクセルだけのガンズは、ホワイトな未来ダンスロック
しかし、ガンズの本質は、白人的なアクセルと、黒人的なスラッシュ&イジーのケミストリー。
だから、アクセル一人になってしまったら、白人性の追求になってしまったのが、
このチャイニーズデモクラシーである。
ここには、レディオヘッドといった00年代の「未来ロック」ではなく、
90年代の、そう、あのターミネーターのような「未来ロック」が流れている。
といっても古臭くない。
ここがすごいポイント。
NINがスタートレックの中の携帯電話のような所詮SF的な世界観としたら、としたら、
新生ガンズは様々な機能を搭載したI-PHONEのような、
「未来な世の中になったなぁ」感がバリバリある本物の未来ロックなのだ。
~続く~
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