2007.11.15 第1回更新 自分と曲の話
どうも、siiigeeekiiiです。
更新1回目ということでまずは軽く自己紹介から
活動約2年程とPPPの中でも極めて活動歴の短いワタクシですが、それまでの間何をしていたかというと新木場埠頭周辺の工場や桜木町の港湾系運輸会社から地方の港に行って貨物船に乗ったりしていました。この経験は自分の音楽にも大きく影響しているのではないかと思います。
そんな労働生活の中、旧友である脳にPPPに誘われ、その直後にLUVRAWが始めたパーティー「MAGNETIC LUV」からキャリアをスタートさせたわけです。
ところで、V.A./『PAN PACIFIC PLAYA』はもう聞いていただけましたでしょうか?
せっかくなので自分の曲の解説でもしてみようと思います。
コンピの解説にもある様に夜の埠頭の海に映るキラキラとした工場や遠くの街の明かりのイメージがひとつと、タイトルの「journey into black sea」は、black=ブラックミュージックのことで、ブラックミュージックの海の中へ旅するという意味合いです。ブラックミュージックのすべてを語るなんてことは僕にはできませんが、様々なバックグラウンドの中から生まれたメッセージ性の強いものもあれば労働者のおっさんが安酒をあをりながら作ったようなタフなものも、自分の好きな音楽やそれを掘り下げたりする程、そんな黒い海の中にズブズブとハマり込んでいくわけです。
デトロイトテクノもそのひとつですが、恐れ多くも自分の曲もデトロイトテクノと言われることがよくあります。でもなんというか曲を作る時に特別そういったものを意識したことが無いものでして。
安い機材を使っている性か使える音色が限られていたり、音数が少なくなってしまうことがそれに近いものになってしまうのか?なんとも、それだけが理由でもなさそうです。
どうしてデトロイトテクノは硬いビートの上に切ないメロディ、遠くで鳴るストリングス、非現実的なキラキラとした音色、なんでそんな曲が多いんだろう?と、そんなことを考えながら工場で仕事を終えた帰り道、キラキラとした海を見ていると、そんな音楽を作った人達が見ていた風景もこんなだったのかなぁ・・・なんて思ったのでした。
では、また次回。
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